必見!これだけ知っておけばなんとか書ける【論述対策】|臨床心理士指定大学院受験

      2017/08/06

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ご訪問ありがとうございます。こんにゃろうです。

先日、ホームベーカリーでパンを作ってみました。ホームベーカリーってホントに便利です。材料を寝る前に入れてセットしておくだけで、簡単にパンができちゃうんですから。

さてさて、今日は、論述対策について書きます。論述問題って苦手意識持つ人多いですよね。簡単に解けたらどんなにいいか。

今日は、これから論述対策に取り組もうとしている方へ、最低限これさえ知っておけばなんとか書ける!という得策を書いていきます。

臨床心理士指定大学院入試の筆記試験(専門科目)には大きく分けて3つあります。【穴埋め問題】【用語説明問題】【論述問題】

その中で【論述問題】は最も配点が高いとされています。

(論述問題ってどんなものかわからない人は⇒筆記試験!?どんな問題がでるの?をまとめてみた|臨床心理士指定大学院受験参照)

論述問題では、あるテーマについて400字~1000字くらいで、しかも専門的で論理的な文章で 書いていかなくてはなりません。苦手意識をもつのも当然。

でも安心してください。

できるだけ簡単に論述問題が解けるように、解答の雛形を使ってみましょう

 

え?これだけ?論述問題の3ステップ

 

論述問題は実は、以下のたったの3ステップでOKなんです。

 

step 1  論述問題を3タイプにわける。

step 2  それぞれのタイプ別の解答の雛形を頭に叩き込む

step 3  雛形に当てはめて知識を書いていけば 出来上がり♪

 

パズルに知識を当てはめていくだけでいいのです。たったのこれだけです♪

 

論述問題の3タイプ

 

ではまずは、3タイプとは?

 

  1. 「説明しなさい」タイプ
  2. 「比較しなさい」タイプ
  3. 「考えを述べなさい」タイプ

 

1、「説明しなさい」タイプ

 

「●●について説明しなさい」という問題。一番単純なタイプで、用語説明問題で書く内容を、序論、本論、結論に分けて、書くだけで書けます。

 

2、「比較しなさい」タイプ

 

●●と▲▲の違いを説明することがメイン。

 

<注意点>違いを説明するときに、●●と▲▲をそれぞれ説明するだけではいけない。何がどのように違うのかを書かないといけない。違いだけはなく共通点にも触れること。

「みかん」と「りんご」は、両者とも「くだもの」という種類に分類される。相違点については、色においては「みかん」はオレンジ色、一方、「りんご」は赤である。。。といったように。

 

 

3、「考えを述べなさい」タイプ

 

<注意点>本当に自分の意見を書いてはいけない。考えを述べなさいと言っていても、心理学の基礎知識に基づいた正解があるということを忘れてはいけない。正しい基礎的知識をないがしろにして自己陶酔に陥ることはNG。

 

  • 地域社会における臨床心理専門家の役割についてあなたの考えを述べなさい。(帝京平成大学大学院 2011年)
  • 「カウンセラーはクライエントとのやりとりの中に、自分自身の価値観を持ち込んではならない。」といわれる。このことについてあなたの考えを述べなさい。(東京大学大学院)⇒この問題についての解説をこちらに載せています⇒今すぐ解いてみるべき!おすすめ東大の過去問【厳選5選】|臨床心理士指定大学院対策
  • 学内の心理相談室で大学院生がクライエントを担当するための必要条件について考えるところを述べなさい。(学習院大学大学院 2009年)

 

解答の仕方 雛形3タイプ

 

それぞれのタイプの、解答の雛形を頭に叩き込んで、あとはパズルのように、知識を当てはめてしまおう。

 

1、「説明しなさい」タイプ

 

解答の雛形

 

序論 (定義)●●とは✖✖✖✖✖である。

本論 (詳細)目的については~~。その方法については~~~。

結論 (まとめの形でもう一度定義)以上のことから、●●とは✖✖✖✖✖である。

 

例:臨床心理士に求められる4つの専門業務について説明しなさい。

 

序論

□臨床心理士とは、✖✖✖✖✖✖である。その4つの専門業務とは、臨床心理査定、臨床心理面接、臨床心理的地域援助、そして、これら3つに関する研究である。

本論

□臨床心理査定とは、●●●●●●●である。・・・・・・・(詳しく)・・・・・。臨床心理面接とは、▲▲▲▲▲である。・・・・・・・臨床心理的地域援助とは、■■■■■■■である。・・・・・・・・・・・査定、面接、地域援助に関する研究とは、◎◎◎◎◎◎である。・・・・・・・・・・・・・・

結論

□以上のように、臨床心理士とは✖✖✖✖✖であり、これらの4つの専門業務を通して、精神福祉の増進に貢献していくことができる。

 

➡ □で表したように、序論、本論、結論の始めは、1マス開けて書くこと。

 

2、「比較しなさい」タイプ

 

解答の雛形

 

序論 (AとBの共通点+何において異なるかを挙げる)AとBは両者とも~。しかし、①②③において両者は異なる。

本論 (相違点をそれぞれの観点から)①についてのAとBの相違点。②についての相違点 ③についての相違点を書く。

結論 (まとめとしてもう一度相違点を簡単に)以上のことから、AとBは①②③において異なる。

 

例:精神分析療法と行動療法を比較しなさい。

 

序論

□精神分析療法と行動療法は、両者とも、来談者中心療法とともに3大療法ともよばれる代表的心理療法である(共通点)。精神分析療法はフロイトが提唱した精神分析理論に基づくものであり、行動療法は、ワトソンの行動主義に端を発し、ウォルピ、スキナー、アイゼンクらによって提唱されたものである。両者の違いは、人間の心の捉え方、症状の捉え方、援助の方法や目的において異なる。

本論

□まず、心の捉え方の違いについて述べる。精神分析においては、~~~~~~。一方、行動療法においては、~~~~~~~。次に症状の捉え方については、精神分析では~~~~~~。一方、行動療法では~~~~~。最後に、援助の方法と目的について述べる。精神分析療法では、~~~~~~~。一方、行動療法では~~~~~~。

結論

□以上のように、精神分析療法と行動療法は、いずれも、クライエントが抱える心理的苦悩の低減に向けた具体的援助方略であるものの、心の捉え方の違いにより、症状の捉え方、援助方法、目的も大きく異なる。

 

●●は~~だが、一方で、▲▲は~~。という形にすると論理的になる。

➡ 比較する場合、AのほうがBより優れているといった優劣をつけないこと。あくまで中立的な立場で述べる。

 

3、「考えを述べなさい」タイプ

 

解答の雛形

 

序論 (結論から先に言う)私は◎◎◎について●●●●と考える。その理由は3点挙げられる。

本論 (理由)第一に~~~~。第二に~~~。第三に~~~~。

結論 (もう一度結論)以上の根拠をもって、私は●●●と考える。

 

例:臨床心理学の実践において、倫理が重要である理由についてあなたの考えを述べなさい。

 

序論

□臨床心理学の実践における倫理的配慮は具体的なものとして、秘密の保持、インフォームドコンセントがあげられる。これらのものが重要である理由は、2点挙げられる。

本論

□第一に、臨床心理学実践の基盤となるクライエントとの信頼関係を支えるために重要だと考える。・・・・・・・・・・・・第二に、社会にむけて、専門家としての社会的信用を得るという意味でも重要だと考える。・・・・・・・・・・・・・・

結論

□以上のように、クライエントの人権を守る上でも、専門家としての責任を社会に宣言する上でも、臨床心理学実践において倫理は重要である。

 

第一に~。第二に~。という言い方はとても便利です。

 

いずれもサンドイッチ形式だと覚えておこう

 

サンドイッチ

 

このように論述問題3タイプをみてきましたが、お気づきと思いますが、いずれもサンドイッチ形式になっていますよね?

要するに、

序論 結論(言いたいこと)

本論 詳細(詳しく)

結論 結論(言いたいこと)

 

論述問題を解く前にしておく重要なこと

 

ここで注意点があります。

論述問題を解くときに、いきなり書き始めてはいけません。解く前に以下の2つのことを必ず押さえましょう。

 

聞かれていることは何か?を確かめる

 

少し複雑な問題文の例を出してみます。

「言語による心理療法」と「非言語による心理療法」について、それぞれ代表的なアプローチを1つ提示した上で、適用上の長所と短所をあげて、その相違を明確に説明せよ。(800字以内)

 

この問題は何を聞かれているのでしょうか?整理してみましょう。

  1. 「言語による心理療法」の代表的アプローチ一つ
  2. 「非言語による心理療法」の代表的アプローチ一つ
  3. 「言語による心理療法」の長所と短所
  4. 「非言語による心理療法」の長所と短所
  5. 「言語による心理療法」と「非言語による心理療法」の相違点
  6. さらに、800字以内ということなので、「以内」は、8割から10割。⇒640字~800字で書くということになります。

 

(文字制限についての詳細は⇒ 筆記試験!?どんな問題が出るの?をまとめてみた|臨床心理士指定大学院受験に書いています。)

 

この1~6、いずれも欠けてはいけません。こういったことは、初めに確認しないと、どこか抜けてしまったりして、聞かれていることにちゃんと答えていないことになってしまい、減点となってしまいます。要注意です

 

アウトラインをメモしてから書くこと

 

少なくとも、序論、本論、結論で何を書くのか?のアウトラインを決めてから書き始めましょう。

そして、それをどこかにメモしておくこと。

これをやらないと。。。。目的地がわからず、ウロウロと迷っている迷子のようになってしまいます。途中で今何を書いているのかわからなくなってしまいます。

論述の柱をきちんと決めてから、書きましょう

何度もやっていると、1,2分程度でアウトラインをメモして、書き始めることができるようになります。

 

論述対策は数をこなすことが重要

 

ここで、論述問題で何を求められているのか?について触れたいと思います。

  1. 基本的知識をちゃんと持っているかどうか
  2. 論理的な文章が書けるかどうか

今日の記事内容は2について書きました。上の論述問題3タイプの雛形をマスターすれば、グン!と論述力は上がります。

しかし、知識がまだ勉強不足で足らないという1については、がむしゃらにインプットするしかありません。そもそも知らないことは書けないわけですから。おすすめ勉強法については⇒勉強する時間がない人はこれを読め!マインドマップ効率的勉強法のすすめ|臨床心理士指定大学院受験

 

しかし、いつまでも論述対策を始めないで、インプットばかりに時間を費やすのはおすすめしません

全く知識がないならば、勉強することから始めなければいけませんが、少しでも勉強が進んだなら、論述対策は早めに始めたほうがいいです。何故ならば、論述対策は繰り返しが重要なのです。トレーニングと同じ。

習うより慣れろ。数をこなすことが大事。

 

おすすめ書籍

 

まとめ

  • 論述問題は、「説明」タイプ、「比較」タイプ、「考え」タイプの3つがある。
  • それぞれの解答の雛形に知識を当てはめれば解ける。
  • いずれも、結論⇒詳細⇒結論 のサンドイッチ形式で答える。
  • 聞かれていることの確認とアウトラインを決めてから書き始めること。
  • 論述対策は、習うより慣れろ。数をこなすことが大事。

いかがだったでしょうか?ここまでお読み下さりありがとうございます。ここで補足があります。論述問題は3タイプと書きましたが、実はもう一つ、【事例問題タイプ】があります。ある事例を提示され、見立てやアセスメントのポイント、行うべき心理検査、援助方法などを問う問題です。受験生にとって事例問題を解くのは難題です。こちらに対策を書いています⇒【論述対策】事例問題を斬る!何故事例問題は難しいのか?|臨床心理士指定大学院入試対策

また、論述問題の文字制限について、解答用紙のタイプについても大事なことですので必ずこちらの記事を読んで、確認して下さい。⇒筆記試験?!どんな問題がでるの?をまとめてみた|臨床心理士指定大学院受験

さて次回は、論述問題についてもう少し掘り下げ、具体的にどんな答えを書いたらいいのか?について実際の過去問を使って解説したいと思います。とりあげる過去問はいきなりですが、東大の問題をとりあげてみます。東大を目指す目指さないに関わらず、とてもいい問題だと思うものを取り上げましたのでぜひ、トライしてみてください。

>>次の記事は

今すぐ解いてみるべき!おすすめ東大の過去問【厳選5選】|臨床心理士指定大学院受験




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