ご訪問ありがとうございます。
今年のクリスマスは、おでんをたらふく食べたこんにゃろうです。
さて今回は、いきなりですがクイズから始めます。
以下のアルファベットの略語は何を意味しているのかわかりますか?
- BDI
- CMI
- KABC-Ⅱ
- MPI
- WISC-Ⅳ
いかがでしょうか?これらはすべて心理検査の名称の略語です。
この中でもひとつでも、わからないものがあればすぐに調べておきましょう。
すべて有名な心理検査の名称です。
実はこれ、2018年、9月に行われた第1回目の公認心理師の試験に出題されたものなんです。
認知及び言語の発達の遅れが疑われる3歳の幼児に用いるアセスメントツールとして、最も適切なものを一つ選べ。
- BDI
- CMI
- KABC-Ⅱ
- MPI
- WISC-Ⅳ
※答えは、記事の一番最後に書いてあります。
実際は、こういう形で選択式(マークシート式)で出題されたのですが、大学院入試では、マークシートではなく、語句説明問題で出る可能性がありますよね?
臨床心理学を勉強していると、本当にたくさんのアルファベット略語に出会います。知らないと、なんじゃこりゃ??とまるで見当がつかないという状態になってしまいます。特に、心理検査の名称は、知ってて当然であり、入試では、特にフルネームを補足することなく出題される可能性が大です。
例えば、私の手元にある過去問でちょっと古いんですが、立正大学大学院でも、このように過去に出題されています。
下記の1~5までの用語について、簡潔に説明しなさい。(H20年度)
1)DAM 2)記憶の3過程 3)スチューデント・アパシー 4)ABA 5)モデリング
ということで、今回は、入試頻出用語の、アルファベットの略語のみを集めてみました。
以下のアルファベット略語を、まずは、じっとみて答えられるかどうか、ご自分で試してから解説をみることをお勧めします。略語をクリックすると解説部分にジャンプしますよ。(^^)
アルファベット順に並べたものと、心理検査の名称のみをあつめたもの(検査名称が頻出であるため一括りにしました)と2つありますので用途にあわせてお使いください。
アルファベット順で見る
心理検査の名称のみで見る
解説
A
Applied Behavior Analysis 応用行動分析学
人間の行動を個人と環境の相互作用の枠組みの中で分析し、実社会の諸問題の解決に応用していく理論と実践の体系。発達障害児の療育に応用されている。
ABCDE理論
ABC理論は、Albert Ellisが提唱した論理療法の中心概念。A(Activating event(出来事))B(Belief(信念、固定観念))C(Consequence(結果))からなる認知に焦点をあてた考え方。ABCDE理論ともいう(D(Dispute(論駁)E(Effect(効果))
Acceptance &Commitment Therapy アクセプタンス&コミットメントセラピー
第三世代認知行動療法のひとつ。
Alzheimer’s Disease Assessment Scale
アルツハイマー型認知症の状態を評価する検査。11項目から構成され、得点範囲は0~70点で高いほど重度となる。
Attention-Deficit Hyperactivity Disorder 注意欠如・多動症。
多動性、衝動性、不注意を主症状とする障害。
Activities of Daily Living
日常生活動作。食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動。
Anorexia Nervosa 神経性無食欲症(神経性やせ症)
従来から拒食症といわれてきたもの。摂食障害のひとつ。BNも参照。
ANalysis Of VAriance 分散分析
3群以上の平均値の差を検討する際に用いる統計的仮説検定。
(2つあるので注意)
●ひとつめ
Autism Spectrum Disorder 自閉スペクトラム症
DSM-5における、神経発達症群に分類されるひとつの診断名。社会的相互性の障害とコミュニケーションの障害、反復常同性などの症状を連続体(スペクトラム)として包含する。
●2つめ
Acute Stress Disorder 急性ストレス障害
生死に関わるようなトラウマ体験によってひきおこされる、数日から4週間以内に自然治癒する一過性の障害。より長期にわたって持続する場合は心的外傷後ストレス障害(PTSD)という。
Aptitude Treatment Interaction 適性処遇交互作用
アメリカの教育心理学者クロンパックが用いた概念。学習者の適性と処遇(指導法)には交互作用があり、両者の組み合わせによって学習効果が異なるというもの。
B
Beck Depression Inventory ベック抑うつ質問票
過去2週間の状態についての21項目の質問によって抑うつ症状の重症度を短時間で評価する自記式抑うつ評価尺度
Bender Gestalt Test ベンダーゲシュタルトテスト
ゲシュタルト心理学者ヴェルトハイマーの研究から引用した、9個の幾何図形を被検者に模写させる心理検査。視覚・運動成熟度や、神経機能や脳障害の評価に用いられる。
Bulimia Nervosa 神経性大食症(神経性過食症)
従来から過食症といわれてきたもの。摂食障害のひとつ。ANも参照。
Borderline Personality Disorder 境界性パーソナリティ障害
情緒不安定さ、他者に見捨てられることの極度の恐れ、他者に対する理想化とこきおろしなどを特徴とする、パーソナリティ障害のひとつ。B群に属する。
Borderline Personality Organization 境界性パーソナリティ構造
O.F.Kernbergによって仮定された、精神病と神経症の中間領域にある人格構造
C
Chronological Age 生活年齢
知能指数の算出に使用する。知能指数=MA÷CA×100で表される。MA も参照。
Children’s Apperception Test
Murray.H.A.のTATの児童版。子どもにいくつかの絵を見せて、自由に空想を語らせ、そこからパーソナリティをとらえようとする検査。高齢者用はSAT(Senior Apperception Test)。TATも参照。
Cognitive Behavioral Therapy 認知行動療法
不適応の理解と治療を認知、情動、行動の3側面から理解し、適応的な行動の再学習や適応的な認知の再体制をめざす心理療法の総称。
Center for Epidemiologic Studies Depression Scale
うつ病のスクリーニングを目的として、米国国立精神保健研究所(NIMH)により開発されたうつ病(抑うつ状態)自己評価尺度。SDS、BDI、MMPIなどを参考に、項目の取捨選択を経て作成された。
Cattell-Horn-Carroll理論
現在、最も優勢とされている知能因子理論。Cattellの流動性・結晶性知能理論,Hornの広範的能力理論,Carrollの3階層理論を統合し、Cattell,Horn,. Carrollの頭文字を取り,CHC理論と呼ばれる。 知能検査(WISCなど)、認知検査(KABC-IIなど)、神経心理学検査をはじめ、多くの検査がCHC理論に基づいて作成されている。
Cornell Medical Index CMI健康調査票
コーネル大学ブロードマン、アードマン、ヴオルフの3教授が開発。身体的自覚症状と精神的自覚症状の両面から、神経症のスクリーニングに使用される。比較的短時間のうちに調査できる。
Clinical Psychologist 臨床心理士
D
Draw a Family
Hulse,W.C.によって開発された家族画法
DAM
Draw a Man グッドイナフ人物画知能検査
人物像を描いてもらうことによって発達の程度を測定する知能検査。Goodenough,F.によって開発された。DAPも参照。
Draw a Person
人物像を描いてもらうことによるパーソナリティ検査。Machover,K.が開発。DAMも参照。
deviation IQ
同年代の集団の中での相対的な位置を表した知能指数
Das-Naglieri Cognitive Assessment System DN-CAS認知評価システム
Luriaの神経心理学モデルから導き出されたJ. P. Dasによる知能のPASS理論を基礎とする心理検査。対象は、5歳0カ月から17歳11カ月。発達障害の子どもたちに見られる認知的偏りの傾向を捉えるのに有効。
Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders 精神障害の診断・統計マニュアル
アメリカ精神医学会が制定した精神障害の診断・統計マニュアル。精神科医間で精神障害の診断が異なるという問題に対応すべく、統一的な診断基準を提示するために、DSMの第3版より、操作的診断基準が導入されている。WHOによるICDとともに、国際的に広く用いられ、疫学的調査にも用いられる。現在は第5版(DSM-5)が最新。
E
Eye Movement Desensitization and Reprocessing 眼球運動による脱感作と再処理法
PTSDを対象とした認知行動療法のひとつ。心的外傷体験を想起しながら治療者の指の運動を目で追うことで弛緩状態を作り出す治療技法。
Employee Assistance Program 従業員支援プログラム
契約企業に対しての、社員全体のメンタルヘルス不全の防止、心の病による休職者の復職支援などを目的とした支援活動。外部EAPと内部EAPとかある。
Evidence-Based Medicine 科学的根拠に基づく医療
最新の臨床研究に基づいて統計学的に有効性が証明された治療を選択することにより、より効果的な質の高い医療を提供しようとする理念である。このEBMの概念が心理療法にも取り入れられ、心理療法の効果にもエビデンスが求められるようになった。
G
Grounded Theory Approach グランデッドセオリーアプローチ
Glaser &Strauss によって提唱された質的データの分析法。日本においては木下康二によってM-GTAとして修正版が出されている。汎用性があり、文献調査型やライフヒストリーの分析において用いられる。
General Health Questionnaire 一般精神健康調査票
英国のMaudsley精神医学研究所のD.P.Goldberg博士によって開発。60項目からなる神経症・うつ病のスクリーニングテスト。目的にあわせて30項目、28項目、12項目の短縮版もある。
H
House-Tree-Person
家と木と人をそれぞれ、一枚ずつ紙に描いてもらい、パーソナリティを査定する描画法心理検査。Buck,J.N.が開発。HTPP、S-HTPも参照。
House-Tree-Person-Person
HTPでは人を一人だけ描くのに対して、HTPPでは、別の性別の人をもう一人描いてもらう。高橋雅春、Hammer,E.F.が開発。HTP、S-HTPも参照。
Hasegawa’s Dementia Scale-Revised 改訂長谷川式認知症スケール
認知症のスクリーニングを目的にした検査。長谷川和夫らが開発。9項目からなり、30点満点中20点以下で認知症を疑う。
I
International Classification of Diseases 国際疾病分類
正式名は「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems」。死因や疾病の統計などに関する情報の国際的な比較を行うため、世界保健機関(WHO)が作成した分類。統一的な診断基準を提示するという目的もあり、医療機関における診療記録の管理などにも活用されている。 DSMは精神障害のみを対象とした分類であるのに対して、ICDは身体疾患を含むすべての疾患を分類している。現在はICD-11が最新。
※↑Mさんのご指摘により、修正致しました。Mさん、ありがとうございました。
Identified Patient
家族療法において家族の中で問題の中心とみなされている、症状を呈している人物のこと。円環的因果律にもとづき、問題の原因を一個人に帰するのではないためIPと呼ばれる。
Intelligence Quotient 知能指数
知的能力の発達水準を指数化したもの。精神年齢÷生活年齢×100で表される。ビネー式知能検査の結果の表示方法である。
Illinois Test of Psycholinguistic Abilities ITPA言語学習能力診断検査
Kirk,S.A.によって開発された。子どもの言語能力のうち伝達と理解に関する能力を測定し、個人内差を測定するのが特徴。学習障害や知的障害の診断に用いられる。
K
Kaufman Assessment Battery for Children K-ABC心理教育アセスメントバッテリー第2版
Kaufman,A.S.&Kaufman, N.L.(カウフマン夫妻)によって開発された。ルリアの神経心理学理論とCHC理論に基づいて作成され、主に学習障害児の援助に生かされる。対象は2歳6ヶ月から18歳11ヶ月。
川喜田二郎(K.J.)によって提唱された質的データの分析法である。データの向こう側にある一般的な秩序を取り出す特徴はGTAとも共通するが、KJ法は視覚的空間的イメージを重視したデータ整理の方法をとり発想法ともいわれる。
L
Landscape Montage Technique 風景構成法
中井久夫が箱庭療法をヒントに統合失調症患者への実践的見地から開発した。投影法心理検査としても心理療法としても用いられる。1枚の紙に川・山・田などのアイテムをひとつづつ教示に従って、描いてもらい風景を完成してもらう。
Learning Disorder または Learning Disabilities 学習障害
前者(Learning Disorder)は、特異的発達障害として言われてきた医学的な概念を指す。一方、後者(Learning Disabilities)はもっと幅の広い学業不振を示す教育的な概念。日本語では両者とも「学習障害」と訳される。
文部省の定義では、「学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する、または推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。」
DSM-5では、限局性学習症/限局性学習障害(SLD、Specific learning disorder)と呼ぶ。
M
Mental Age 精神年齢
個人の知的能力の発達水準が何歳の人の平均と同程度かをあらわしたものである。CA、IQを参照。
Manifest Anxiety Scale 顕在性不安尺度
MMPIから選出された不安尺度50項目に、妥当性尺度15項目を加えた65項目で構成されており、不安のスクリーニングテストして用いられる。
Maudsley Personality Inventory モーズレイ人格目録
Eysenck,H.J.が開発した質問紙法パーソナリティ検査。外向性―内向性(E尺度)、神経症的傾向(N尺度)を測定する。日本版はL尺度(虚偽尺度)を加えた80項目から構成される。
Minnesota Multiphasic Personality Inventory ミネソタ多面人格目録
McKinley,J.C. と Hathaway, S.R.によって開発された質問紙法のパーソナリティ検査。精神医学的な診断を下すための客観的検査として開発された。質問項目は臨床実践上の経験に基づいて作成されている。日本版は550項目から構成され、精神病理を測定する10の臨床尺度と、被検者の回答態度を測定する4の妥当性尺度が含まれる。
Mini-Mental State Examination ミニメンタルステート検査
M.F.Folsteinによって、開発された認知機能検査。認知症のスクリーニングに用いられる。HDS-Rと比べて動作性課題が含まれているのが特徴。
Mutual Scribble Story Making
山中康裕がスクイッグル法に物語性を加えて改良し開発した。セラピストが枠づけをした後、クライエントが枠内を6~8コマに分割し、両者が交互に1コマずつスクイッグルに準じて描画していく。最後にクライエントが各コマの絵を全て 使って物語を作る。心理療法にも心理査定にも用いられる。
Mental Retardation 精神遅滞
話す力やことばの理解、形を認識する力や状況を理解する力などの知的な能力の発達の遅れがあり、社会生活をしていく上で理解と支援が必要な状態。retardation(遅滞)という語の差別的な側面に配慮し、現在では、知的障害(intellectual disability)の呼称に改正されている。
N
Narcissistic Personality Disorder 自己愛性パーソナリティ障害
パーソナリティ障害のひとつ。B群に分類される。誇大性、過剰な賞賛の要求、他者への共感の欠如を特徴とする。
Revised NEO Personality Inventory NEO-PI-R 人格検査
Big Five と呼ばれる神経症傾向(N)、外向性(E)、開放性(O)、調和性(A) 、誠実性(C)の5次元を測定するパーソナリティ検査。Costa,P.T.とMcCrae,R.R.によって開発された。
P
Person-Centered Approach パーソンセンタードアプローチ
来談者中心療法を提唱したRogers,C.が、後年、個人カウンセリングよりも、エンカウンターグループに関心を移し、世界平和の実現に取り組んだ際に、自らの立場を位置づけた名称。
Pervasive Developmental Disorders 広汎性発達障害
DSM-IVにおいて分類上の概念として取り扱われていたもので、対人関係やコミュニケーション能力の障害、想像力の欠如を特徴とする発達障害のことである。自閉性障害やアスペルガー症候群・レット症候群・小児期崩壊性障害などが含まれる。DSM-5ではPDDは自閉症スペクトラム障害に再編され、現在ではPDDという概念は用いられていない。
Post-Drawing- Interrogation 描画後質問方式
描画法心理検査において、描画終了後、絵をみながらクライエントに質問を行うこと。解釈のてがかりを得るために行われる。
Post Traumatic Stress Disorder 心的外傷後ストレス障害
自分または他者の生死に関わるような経験(犯罪被害、戦争体験、自然災害など)によって、侵入症状、回避、認知や気分の否定的変化、過覚醒などの症状が1か月以上つづくもの。1か月以内に治癒する場合はASDとなる。
Q
Quality Of Life
生活の質のことを指す。身体的、精神的、社会的、経済的、すべてを含め、いかに自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、という観点からとらえる概念である。
S
School Counselor スクールカウンセラー
Sentence Completion Test 文章完成テスト
不完全な文章を刺激語として自由に文章を完成させることによってパーソナリティをとらえようとする投影法心理検査。
Standard Deviation 標準偏差
分散とともにデータの散らばりを表す指標。
Self-Rating Depression Scale うつ性自己評価尺度
Zung,W.W.K.の開発したうつ症状を測定する質問紙法心理検査。
Synthetic House-Tree-Person 統合型HTP法
HTPでは、家、木、人をそれぞれ1枚ずつ紙に描いてもらうのに対して、S-HTPでは、一枚の紙にそれらの3つのアイテムを描いてもらう。家・木・人を統合する力を査定し、パーソナリティをとらえる描画法心理検査。HTP、HTPPも参照。
Social Skill Training 社会生活技能訓練
認知行動療法のひとつとして位置づけられ、対人スキル向上を主な目的にした技法。
State-Trait Anxiety Inventory STAI状態ー特性不安検査
Spielberger,C.D.が開発。40項目から構成された質問紙法心理検査。不安を喚起する事象に対する一過性の状況反応 である状態不安と、不安体験に対する比較的安定した反応傾向である特性不安をわけて測定する。
T
Thematic Apperception Test 主題統覚検査
Murray,H.A.とMorgan,C.D.によって開発された投影法心理検査。日常場面での人物が描かれた絵をみせ、その主人公について、その内面や過去、現在、未来について物語を作ってもらうことにょり、パーソナリティを査定する。分析はMurrayの欲求―圧力理論に基づく。児童版はCAT。高齢者用はSAT.。
Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped CHildren
自閉症児のために開発された治療教育プログラム。定型発達に近づけるのではなくそのままの特性で社会の中で共生できることをめざす。
Tokyo University Egogram 東大式エゴグラム
Berne, E.の提唱した交流分析理論に基づいて、東京大学医学部心療内科TEG研究会が開発した質問紙法心理検査。CP(Critical Parent:批判的な親)、NP(Nurturing Parent:養育的な親)A(Adult:大人)、FC(Free Child:自由な子ども)、AC(Adapted Child:順応した子ども)の5つの自我状態から性格特徴をとらえる。Berne,Eの弟子であるDusay,J.が、この自我状態をグラフ化ししたものがエゴグラムとよばれる。
Total Health Promotion トータルヘルスプロモーション
労働安全衛生法に基づく職場のメンタルヘルスに向けた具体的な施策のこと。産業医、運動指導担当者、運動実践担当者、心理相談担当員、産業栄養指導担当者、産業保健指導担当者の6人が連携し従業員の健康の保持増進に当たる。
Trail Making Test トレイルメイキングテスト
数字を順番に結んだり、数字と五十音を交互に結んだりなどの操作から、注意機能と処理速度を総合的に測定する。高次脳機能障害、軽度認知症、遂行機能障害などの評価に有効。
W
Wechsler Adult Intelligence Scale 成人用ウェクスラー式知能検査
Wisconsin Card Sorting Test ウィスコンシンカードソーティングテスト
色、数、形が異なる記号がかかれたカードを分類する課題を行うことにより、前頭葉機能を測る神経心理学的検査。脳損傷や神経変性疾患、統合失調症などの患者に対して広く用いられる。
Wechsler Intelligence Scale for Children 児童用ウェクスラー式知能検査
WISC-Ⅳでは、WISC-Ⅲまで導入されていた動作性IQ,言語性IQが廃止され、言語理解(VCI)、知覚推理(PRI)、ワーキングメモリ(WMI)、処理速度(PSI)の4つの指標得点と全検査IQ(FSIQ)から知的能力を分析する。対象年齢は5歳0カ月~16歳11カ月。
Wecheler Memory Scale-Revised ウェクスラー記憶検査
短期記憶と長期記憶、言語性記憶と非言語性記憶、即時記憶と遅延記憶等、記憶のさまざまな側面を測定することができ、主に認知症の記憶障害を評価するのに有効。言語を使った問題と図形を使った問題から構成される。
Wechsler Preschool of Primary Scale of Intelligence 幼児用ウェクスラー式知能検査
Y
矢田部ギルフォード性格検査
J.P. Guilfordが考案し矢田部達郎らが改訂した質問紙法パーソナリティ検査。120項目あり、12のパーソナリティ尺度から構成される。それをもとにプロフィールが作成され5つの性格類型に分けられる。
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ここまでお読みくださりありがとうございます。
それでは、冒頭にご紹介した公認心理師の問題の答えですが…..おわかりになりましたか?
答えは、3のK-ABCⅡです。認知や言語の発達の遅れを査定するものとしては、WISC-ⅣかK-ABCが候補にあがりますが、WISC-Ⅳは対象年齢が5歳~なので、答えはK-ABCⅡになります。
それでは、今回は以上になります。
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